2011/10/31全日本ロードレース選手権J-GP3表彰台独占!

全日本ロードレース選手権J-GP3表彰台独占!10月30日(日)決勝
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最終戦の決勝が行われた日曜日、朝早い時間までは曇りがちでしたが、JSB1000の予選が始まる頃に天気予報どおり、雨が降り出しました。
よってスケジュールは大幅に遅れ、金曜日からドライコンディションでしか走行をしていなかった為急遽5分間のフリー走行を各クラス行うなどの処置をして決勝レースが行われました。

SRS卒業生・講師が最大人数参戦しているJ-GP3クラスはスケジュールが1時間弱遅れ、周回数も12周から10周に減周となりウエットコンディションでスタート!
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予選PPの仲城英幸選手

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怪我をおしてチャンピオンを目指す藤井謙汰選手

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全日本スポット参戦2戦目ながら、ホームコースで表彰台を目指す渥美心選手

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SRS同期生に負けられない、フル参戦の佐野優人選手とSRSアドバンス生の佐野勝人選手


予選ポールポジション、もっか2連勝中の仲城英幸選手はドライでのセットアップは文句なし他をよせつけない速さを保っていましたが、ウエットでのセットアップを詰めきれてなくスタートからとても厳しい戦いを強いられました。
雨は苦手な藤井謙汰選手でしたが、そんなことは言ってられません。昨日はWエントリーのGP-MONOで接戦を制し優勝、良い弾みをつけてJ-GP3もスタートをうまく決めました。予選3番手からホールショットをうばい、しばらく苦しいながらも3連勝を目指す仲城英幸選手とトップ争いを繰り広げます。

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また恵みの雨で元気を取り戻したのが、安定した速さを武器にするNSF250Rに苦戦し続けたRS125Rに乗る雨を得意とする山本剛大選手と菊池寛幸選手
山本剛大選手はスタートでポジションをひとつあげて、8番手からトップ集団に怒涛の追い上げを開始。菊池寛幸選手は予選10番手だったはずですが、スタートと同時にジャンプアップしトップを目指して追走を開始しました。
今年全日本ロードレースに初参戦、スポット参戦でこれがデビューレースから2戦目になる渥美心選手が予選5番手からスタート。スタートこそ遅れポジションを落としましたが、すぐさま落ち着きを取り戻し着実にひとつずつポジションアップし、4番手からの更なる追い上げを試みていました。
同じく今年デビュー、SRS-Jのチーム名でプライベート参戦をしている佐野優人選手も自身ベストポジションの予選12番手からスタートをきりシングルフィニッシュを目指しています。

レース中盤は雨天の影響か転倒者が続出する中、トップ藤井謙汰選手が独走態勢に入り
ライブモニターから「今日は絶対勝つ!」と心の叫びが聞こえそうな猛追でポジションをあげてきた山本剛大選手と仲城英幸選手が攻防を繰り広げ、その後ろでは、やはり気迫あふれる闘志であがってきた菊池寛幸選手と渥美心選手が4位争い、さながら画面上はSRSレーシングスクール状態でした。
残念ながら佐野優人選手も初のシングルフィニッシュを目指しいい走りを見せてくれましたが、惜しくも5周目に転倒リタイアとなりました。

終盤になり、仲城英幸選手との競り合いに勝った山本剛大選手がトップを走る満身創痍の藤井謙汰選手を追い上げ、ついにレース8周目にトップに!
その後ろには元生徒渥美心選手との攻防から抜け出た、菊池寛幸選手
渥美心選手は、今度は仲城英幸選手との4位争いとなり、元講師が実践で入れ替わり立ち代りの状況でした。
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最終的に雨のスプリントレースを制したのは、山本剛大選手が今シーズンうれしい初優勝!
骨折という大怪我をおしてレースに臨んだ藤井謙汰選手は、2位となりましたが見事シリーズチャンピオンを獲得!
3位には講師代表、菊池寛幸選手
4位に渥美心選手との意地の張り合いに負けなかった講師 仲城英幸選手
残念ながら渥美心選手は、仲城英幸選手との意地の張り合いで最終ラップにコースアウト、11番手でチェッカーは受けました。

J-GP3の表彰台は見事にSRS-Jの卒業生と講師で独占!
優勝者山本剛大選手のチーム監督として、表彰台に上った上田昇監督もSRS-Jの講師として2名の卒業生を厳しく指導してくれた一人です。
その中でもやはり自分のチームでがんばっている、山本剛大選手が今期初優勝してくれたのが本当に嬉しそうでした。レース前にはピットであれだけ選手を叱っていた監督とは思えない、満面の笑みで
「うちの子もやればできるんです!」と叫んでいました。
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表彰式後に行われた記者会見で、1位の山本剛大選手は「金曜日の走行からうまく走れずエンジンを載せ変えたり四苦八苦をしていたけれども、決勝に得意の恵みの雨に見舞われラッキーでした。
今シーズンの初優勝とRS125CCのラストレースで勝てたのは本当に嬉しいです。」また来年MotoGP
挑戦するSRSの後輩でもある藤井選手について「彼は彼、僕は僕ですから、羨ましいとは思わないです。僕は自分のフィールドでしっかり頑張って行きます。でも勿論、仲間である謙汰には頑張ってほしいです。」と兄貴分らしい、しっかりしたコメントをしていました。
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2位の藤井謙汰選手は「雨は苦手だけど、監督の言葉に自信をもって走行しました。後半、足の痛みもひどくなりペースがあげられずに山本選手に抜かれましたが、無理をせずにシリーズチャンピオンを取ることを考えて走行しました。今年で全日本を卒業するので、これから鈴鹿サーキットで全日本のレースをすることもしばらく無くなります。最後に昨日は優勝、今日はシリーズチャンピオンが獲得できて嬉しいです。」と大役を終えてホッとした様子。
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3位の菊池寛幸選手は
「自分の事もありますけど、教え子の2名がしっかりと成長してくれてこうやって厳しいレースで優勝そして、クラスシリーズチャンピオンを獲ってくれたことが何よりも嬉しいですし、感慨深いです。」と最後には2名の元生徒がSRSに入校した時の思い出話を記者団に披露。
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「謙汰はとてもバイクが乗れる状態ではなく、コースを走らせられなかったので西パドックにパイロンを置いて僕がバイクの前に謙汰を乗せて8の字走行をずっとやってましたし、剛大はおにぎりを食べながらバイクに乗るなど、それまでの生徒にはいないやんちゃ坊主で大変でしたね〜。」
そんな菊池センセイの言葉に元生徒の二人は思わず笑いながら「懐かしいね!」とニッコリ。

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最後は恩師を囲んで3人仲良くポーズ。



今年の全日本ロードレース選手権のJ-GP3はまたSRSにとっても大事な歴史の一つとなりました。


また、同じく講師として多くの生徒を指導していただいている、野田弘樹選手はJ-GP2クラスで苦しい週末を向かえ、予選8番手からのスタートでしたが、講師として常に生徒に伝えている「最後まで絶対に諦めない!」と強い心でレースに立ち向かい、3位表彰台を見事獲得!
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さすがに雨の難しいレースを全身全霊で戦ったお疲れの表情でしたが「辛かったですし、疲れたし、大変でしたけど頑張りました!」と最後は笑顔でしめていただきました。
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posted by 鈴鹿サーキット at 2011年10月31日 12:46 | SRS-J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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